紙のチラシは効果がないのか?

弊社では創業以来『ビーフリー佐賀』という”求人””PR”の集合チラシを発行しております。
2011年の発刊以降、2015年頃までは《求人》掲載件数が圧倒的に多かったのですが、2015年頃を境に状況は一変。スマホの普及~求人方法もWEB媒体に傾倒し始めたころです。

どこもかしこも”Indeed”一択という感じでしたね。求人媒体に至っては雇用形態問わず、様々なWEB媒体が乱立し、「紙媒体の求人は効果がないから辞める」という採用担当ばかりだったような気がします。
実際、まだ採用方法の主流はWEB経由ではあるものの、だからといって「はたして紙媒体は効果がないのか?」

たしかに、【新卒正社員】、【20代~40代前半】の”即戦力社員”というターゲットであれば、転職エージェントやWEB媒体の選択でいいと感じるものの、ローカルの【パート、アルバイト】や【女性向け】求人についてはまだまだ紙の効果は絶対に存在します。

というのも、《チラシを読む女性層》は減っていないから。
あとは「いかに多くの読者にリーチできる紙媒体は何か」ということになります。

①設置型のフリーペーパー、②自社チラシを作って配布、③新聞折込の求人媒体、④ポスティングの集合チラシやフリーペーパー・・・などなど。

加えて、一番大事な要素としては、《WEB上に最新の求人もしくは企業情報》があるかということ。
紙媒体の効果と言っても全世代がスマホを持つ時代、紙や人伝の情報をWEBで精査するという人が約8割以上です。紙媒体単体で完結するわけではなく、WEB上でその情報の信用性や不足・不明点を補うといった認識が正解です。紙でもWEBでも採用が上手くいかない事業者に共通することは、“WEBにHPなどの企業情報がない”または、”古い求人情報が記載されている”という点。

そこにお金を掛けられなくても、SNSなどの無料アカウントで会社のタイムリーな情報を更新していくだけで確実に効果は上げられるはずです。

実際には紙媒体の効果が測りにくくなっただけで、【紙で間口を広げ、WEBに誘導して問合せやエントリーに繋げる】という認識で運用できれば、紙媒体(チラシ)の効果もきっと改善すると思います。